リアルエロゲシチュエーション！DT

あらすじ・概要

童貞を失うということは一生に一度しかない出来事。
だからこそ、好きな相手のすべての童貞が欲しいと思うのは人の性というものなのかもしれない。

俺こと『奥永 瞬』は、異性とフラグが頻繁に立ち、更に自然とそれがへし折れるという体質を持っている。
エロゲ会社で働く姉からは『フラグクラッシュ体質』とか呼ばれている。
その体質のせいで、異性と恋愛をすることなく今日まで過ごしてきた。

そんな俺だが、恋愛に興味がないわけではなく……むしろ興味津々であった。
ラブラブなカップルなどを見ながら「あんな恋愛を俺もしたい」と思い呟いたりもしていた。

そんなある日のこと――

『アナタの童貞、全部私に頂戴』

クラスメイトの『杠 恵那』からそんなとんでもない告白を受けたのだ！！
どうやら彼女は、ずっと前から俺のことが気になっており、『恋愛をしたい』という俺の呟きを聞いて告白をしてきたようだった。

しかし、――俺にはフラグクラッシュ体質がある。
そのことを彼女に告げるが、彼女はそれを知った上での告白だと言ってきた。
それでもと悩む俺に、それならどこまでしたらフラグが折れるか試してみましょうと言い彼女は俺を押し倒してきた。

エロから始まる恋愛があってもいいじゃない？
そんなことを言う恵那に対して、好意を抱く俺。

そんな俺の様子に気がついた幼馴染の笠間陽菜乃、姉的存在の姉川絢音からも立て続けに告白をされることになりいきなりのモテモテ展開――！！

だが俺は恋愛経験が皆無……！！
必然、そんな俺をリードするかのように、激しいアプローチ合戦を繰り広げる彼女たち！！

まるでエロゲ主人公のような俺の恋愛はこうして始まるのであったーー！！

絵タッチ

絵タッチは好みが分かれるかもしれないが。この手のタッチが好きな人には「大好き」なタッチに仕上がっている。
萌えテイスト…といったところだろうか。エロ目的とするにしても絵タッチって結構重要だなっと思うわけで、絵タッチで「かわいい」「エロい」と感じられるかどうかは重要なポイントともいえる。
万人受けするようなタッチではないが、2次元好き・萌えキャラ好きな抜きゲーマーであればジャストミートするタッチに仕上がっている印象を受ける。

攻略

選択式のゲーム性なのでエロゲープレイヤーには馴染みのある作り。
各ヒロインの個別エンドあり。選択肢も多すぎず少なすぎずな印象。
ちなみに「まつり」と「なゆた」攻略は序盤では不可能(他ヒロイン攻略後に解放)である。

そんでもって抜きゲーらしく「CG全解放」もタイトル画面で可能なので
フルコンプを目指す！といった楽しみは若干薄れてしまう。

シナリオ

ジャンルとすれば「ラブコメ」である。コメディな日常にエロをふんだんに盛り込みました！っという明快な「抜きゲー」ともいえるだろう。
シナリオ自体は「エロ」ありきな展開ではあるものの、ある程度の体裁は保たれているかなっといった印象。神シナリオとまではいかなくても抜きゲーでこのシナリオであれば文句はいうまい。
メインヒロインを好きになれるかどうか(好みかどうか)も結構なポイントになってくると感じるので体験版などで雰囲気確認はしておいても損はない。

実用性度

一見すればキャラゲーな雰囲気を纏っている本作であるがシリーズ物ということもあり、基盤はできあがったいう印象を受ける。
ただシリーズもののサガではあるが前作との比較などもされるのは言うまでもなく、「前作のほうがよかった」という声が聞こえないわけではない。
シリーズではあるもの物語自体は本作単品で楽しむことができるのでシリーズプレイしていないと置いてかれる！といった不安材料はないのでそこはご安心を。

萌え風味ヒロインたちが結構えげつないエロを見せてくれる。
いわゆる「ギャップ抜き」ができるのが特徴ともいえる。
ちなみに個人的に大好きなシチュは

で、あるｗ
壁フェラをこのテイストでやってくれるのはボルテージあがるに決まっているｗ
描写が妙に「リアル」な部分も脳破壊に貢献している。
口腔内・膣内描写は絵タッチとのギャップから「クル」ものがありムスコが喜ぶこと間違いなしだろう。

メインともいえるヒロインは3人でそれぞれにシチュは均等。
甘やかし肉食系お姉ちゃん、姉川 絢音が若干少なめ。

恋愛童貞キラー天真爛漫女子、杠 恵那と独占欲つよつよ拗らせ系幼馴染、笠間 陽菜乃がツートップといった感じで。
あとはサブ的扱いに「まつり」と「なゆた」がいるといった感じ。

ちなみにアニメーション効果も採用されておりシチュに合わせて動くモーションは実用性度の底上げをしてくれている。
疑似音も良き感じでシンクロしており「抜き」を意識した演出となっている。